香港島南部に「港怡医院」がオープン
私立病院「港怡医院(Gleneagle Hong Kong Hospital=GHKホスピタル)」が3月20日、供用を開始した。
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黄竹坑に建つ同医院は、経営はシンガポールの百匯班台(Parkway Pantai Limited)と新世界発展グループ傘下の新創建グループが行い、医療現場の管理運営は香港大学医学院が受け持つ。
21日付香港各紙によると、病院は2棟に分かれ、地下1階を含む9階建てだ。香港の私立病院としては初導入という全自動臨床検査システムを有し、1つの血液検体について20種類の検査を20分から2時間で行うことができるそうだ。病床数は500床を予定、病床の7割を香港市民優先としている。
工事事故や交通事故、やけどの場合は公立病院へと移送されるため、同医院の救急医療室で受け入れるのは比較的軽症の患者だという。開業当初は医師の数は65人、診療科目は22科であるものの、将来的には35科にまで及ぶ。応診時間は8~23時で、半年内に24時間体制へと移行できる見込みだ。
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