香港「そごう銅鑼湾店」の不振により、利福国際が17%減益
崇光百貨(そごう)を傘下に持つ利福国際が2016年通年(1~12月)の業績発表を行ったが、純利益が前年比で17%も減少したことがわかった。
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3月14日付香港各紙によると、16年の利福国際としての売り上げは53億2200万ドルで同13.8%減、純利益も15億9000万ドルで同16.9%減と芳しくない数字が並ぶ。
不振の原因は売り上げ全体の9割近くを占める銅鑼湾店の売り上げが6.7%も下落したこと。
また同店は3月から2カ月間にわたる改装期間に入っているため、さらなる痛手になるとみられるが、同グループの劉鑾鴻・主席は「改装期間中の損失は6000万~7000万ドル程度になるかもしれないが、下半期分で挽回できる」と楽観、さらに「通年の売り上げの47.5%を稼ぐ『感謝週』を5月と11月に予定している。
5月で10億5300万ドル、11月で11億6000万ドルは行く」と強気の姿勢をみせた。
その一方で好調なのは尖沙咀店だ。売上額の5割以上を占める化粧品とスキンケア商品が大きく伸び、同店単独で同12.4%増の売り上げを記録した。
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