3月14日付香港各紙によると、美聯物業(ミッドランド・リアリティー)の家賃相場の指標である「租金走勢図」では、2月の100大団地の平均家賃(実用面積1平方フィート当たり)は前月比0.6%上昇の34.36ドル。
2カ月連続で上昇し、ピークに当たる2015年9月の34.3ドルを上回って過去最高となった。
春節(旧正月)明けに不動産市場が活性化したことが背景にある。
一方、中原地産(センタライン・プロパティーズ)の統計では、同社が指標とする107大団地の2月の平均家賃は前月と同じ33.8ドル。
15年9月の34ドルに比べて0.2ドル低いが、同社では短期的に過去最高記録を更新するとみている。
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