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シンガポール、女性の労働力率は60%、議員では20%が女性

  
女性による起業やリーダーシップに関する会議でグレース・フー文化・共同体・青年相は「60%ということは残りの40%を開拓する余地があるということ」と一層労働力への参加を促す意向を表明した。
 
人材開発省によれば、女性の労働力率は2006年が54.3%で、2016年が60.4%。男性の場合はこの10年間、76.2%前後で安定している。フー氏は、女性の参加で労働力が多様化することで技術革新、創造性が刺激され、国際競争力の維持にも役立つと述べた。
 
出産後の女性の職場復帰を後押しするため政府は、共働き世帯向け出産休暇の内容を充実させている。しかし、行動と調査のための女性協会(Aware)のジョリーン・タン氏によれば、女性の労働力率は経済協力開発機構(OECD)の多くの国の平均(70%)より低い。子育てが終わった後の労働力復帰がまだ少ないためだ。
 
次期大統領候補に取りざたされているハリマ・ヤコブ国会議長によると、議員に占める女性の割合は20%超。1980年代初頭は女性議員がゼロだった。 
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42545/