ただ3種全てをすぐ導入することはない。ズライダ・アブドラ上級警察長官補によれば、外国の空港、都市でテロが発生しているように脅威は高まっており、水際での警備を強化する必要がある。このため段階的に複数の生体認証技術を導入する。
現在は親指の指紋認証を重点的に行っているが、虹彩、顔面認証を新たに導入し、入国者がもたらすリスクに応じ、2種または3種の検査を実施するという。
国民、永住者に対しては身分証明書、旅券の申請または受け取りの時、虹彩の写真を撮る。外国人入国者に対しては別の方法を講じる。昨年4月からは指紋を入国と出国の際に確認している。
チャンギ空港から入国する外国人に対しては、旅券を国際刑事警察機構(インターポール)の盗難・紛失旅券リストと照合することを移民・検問庁(ICA)は検討している。いずれ、シンガポールの土地を踏む前に身元確認を済ます方針で、航空会社には搭乗客リストの提出を義務付ける。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42548/