シンガポール教育省が方針を転換、学生の興味・長所を重視へ
教育省は教育方針の転換を決めた。「人間は自分が関心を持つことには夢中になれるもの」との観点から、学生に長所、才能を最大限生かすよう奨励し、これに沿い入学基準も調整する。ン・チーメンとオン・イエクンの両教育相が国会審議で発表した。
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優秀校へのチケットと多くの保護者に見なされているダイレクト・スクール入学(DSA)計画を本来の目的に沿ったものに改め、学生の多様性を伸ばす。
個人の才能・素質を重視した入学許可の枠を、技術教育学院(ITE)、ポリテクニック(技術専門校)、大学で拡大する。大学は今年、学生の15%をこの方式で入学させる。「好きこそ物の上手なれ」(オン氏)だからだ。
中等教育におけるノーマルコースの学生には、関心のある科目で高レベルの内容を学習する機会を1年生の時から与える。現行は3年生から。学生が得意分野の能力を高めるのを後押しする。
DSAは小学6年生、中学4年生を対象にした、中学、ジュニアカレッジへの入学を保証する制度で、試験の成績で入学許可を決める。今年から総合学習能力試験の結果で判断するのをやめ、特定の領域への関心度を考慮して決める。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42512/
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