2017年3月8日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

広東省・香港・マカオの経済協力を強化する「粤港澳大湾区」の発展構想とは?

広東省・香港・マカオの経済協力を強化する「粤港澳大湾区」の発展構想とは?

李克強・首相が政府活動報告で粤港澳大湾区都市群の発展計画に触れたのを受け、3月6日の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)広東省代表団の会議では活発な討論が行われた。

この記事の続きを読む

  
7日付香港各紙によると、広東省の馬興瑞・省長は「粤港澳大湾区はロサンゼルス、ニューヨーク、東京湾区と肩を並べることができ、広東省、香港、マカオの協力によってさらに強くなる」との自信を示した。
  
広東省発展改革委員会の何寧●・主任が粤港澳大湾区の発展構想を説明。インフラを強化し国際海運・物流センターを構築、高速道路網や海路、空路を整備するととともに中国本土と香港・マカオの金融市場との双方向開放を拡大し、香港を筆頭とする「金融核心圏」を形成する。
  
国家レベルの協力調整システムによって中央からより多くの改革権限や政策支援を受け、資本取引での人民元兌換、人民元の越境使用、外為管理改革などの先行実施を推進する。
また広東省が科学技術産業の中心となるのを支援し、広東省・香港・マカオ科学技術戦略連席会議システムを設置するほか、大湾区の開発基金を設立して重要プロジェクトを支援するという。
【●=卜の下に下】
  
>>あわせて読みたい 『香港の【李克強】首相、「香港独立に活路はない」と言及』
 

この記事の提供会社

logo

香港ポスト_old

http://hkpost.com.hk/index.php

メルマガ会員  
 

出島