5日付香港各紙によると、張委員長は「行政長官に対する中央の任命権は『ゴム印』ではなく実質的な任命であり、国家主権を体現する行為」と強調。
このため行政長官選挙は香港の自治の範囲内だけのことではなく、中央の実権にかかわり、選挙に対する中央の関心は必然的に高まると説明した。
また中央が行政長官に求める基準として「愛国愛港、中央の信任、統治能力、香港人の支持」の4点を繰り返し述べたほか、「次期行政長官は強い責任感と複雑な局面を乗り切れる能力を持ち、中央から十分な信任を得て、香港各界を団結させねばならない」として、中央の行政長官に対する要求は他の問責高官よりも高いと指摘。
最後に「中央は行政長官選が平穏で順調に行われることを望む」と述べた。