香港の全人代委員長が、中央の行政長官任命権を強調
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張徳江・委員長は3月4日、香港・マカオ地区の全国政協委員の会合に出席し、行政長官に対する中央の任命権について中央幹部として初めて明確な態度を示した。
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5日付香港各紙によると、張委員長は「行政長官に対する中央の任命権は『ゴム印』ではなく実質的な任命であり、国家主権を体現する行為」と強調。
このため行政長官選挙は香港の自治の範囲内だけのことではなく、中央の実権にかかわり、選挙に対する中央の関心は必然的に高まると説明した。
また中央が行政長官に求める基準として「愛国愛港、中央の信任、統治能力、香港人の支持」の4点を繰り返し述べたほか、「次期行政長官は強い責任感と複雑な局面を乗り切れる能力を持ち、中央から十分な信任を得て、香港各界を団結させねばならない」として、中央の行政長官に対する要求は他の問責高官よりも高いと指摘。
最後に「中央は行政長官選が平穏で順調に行われることを望む」と述べた。
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