ミャンマー国鉄のアウン・ウイン技術部長は「プロジェクトの最初の2年間は基礎固めに集中する。2019年度になると、注文しておいた新車両が到着する予定なので、その後スピードアップを行う」とコメントした。
初年度は、レールの交換と枕木、バラスト(小石)の入れ替えが中心となる。さらに、線路内に人が入らないよう、沿線一帯にフェンスを設置する。また、踏切を立体交差化し、信号システムを最新のものにする方針。現在22編成で運営しているヤンゴン市環状鉄道は、スピードアップに伴い古い車両はすべて地方に異動させ、新車両14編成で運営する予定。
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