台湾の原発廃炉費用、当初見積もりの倍、6200億元に
台湾は2025年までに原発廃棄をすることにしており、原子力発電所では来年から3カ所計6基の原子炉が相次いで廃炉になるが、その廃炉費用は台湾電力の以前の見積もりのほぼ倍の6200億元(約2兆2500億円)に上ることが分かった。
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台湾電力の当初の見積もりは2011年のもので、3カ所の原発の廃炉費用が675億元でその他経費合わせて3353億元としていた。しかし環境団体などの指摘で台湾電力があらためて試算した最新の見積もりでは廃炉そのものの費用は1カ所当たり1400億元となり、3カ所合計で4200億元。
放射性廃棄物の集中貯蔵費用などを含めると、計6229億元で、当初見積もりのほぼ倍になり、当初見積もりとの差額は2876億元。これはすべて今後の電力料金で補充することになり、一般消費者の負担となる。
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