香港の「行政長官選挙」の最終候補は3人、葉劉氏は脱落
行政長官選挙の立候補届け出が3月1日に締め切られ、選挙主任の裁定を経て曽俊華氏、胡国興氏、林鄭月娥氏の3人が正式な候補者となった。
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2日付香港各紙によると、3人は推薦票の不備修正や追加を行ったことにより有効推薦票は曽氏が165票、胡氏が180票、林鄭氏が580票となった。
葉劉淑儀氏は150票を集めることができなかったため、1日に記者会見を開き77日間に及ぶ選挙活動の終わりを告げた。
葉劉氏は前回の選挙でも推薦票が足りず最終候補に残れなかった。
葉劉氏は「親政府派の候補が4人出馬するには1200票じゃ足りない」と選挙制度の問題を指摘したが、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)に出馬を妨害されたことは否定した。
健康状況と関心によっては5年後に再挑戦することも示唆したが、行政会議メンバーや高官として次期政権にかかわることはないと表明した。
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