DCは、土地所持者が地目や用途の変更、容積率の高い建造物の建築を申請する際に徴収される税で、118の区画について半年ごとに改定している。国有地売却、民間同士の土地取引で時価を上回る例があるとDCが引き上げられる。
一等商業地、宅地に対する開発業者の購入意欲は高く、商業用地、コンドミニアム用地のDC引き上げは予想されたところ。商業用地では14の区で5~29%の引き上げになった。最大の引き上げ幅だったのは第11区(シェントン・ウエー、ラッフルズ・プレース、マリーナ・ベイ)。
土地なし住宅用地のDCは51の区で5~17%の引き上げだった。引き上げ幅最大は第53区(ジャラン・ベサルなど)と第57区(バレスティア・ロードなど)。
工業用地のDCは全118区で2~14%の引き下げにした。複数件の国有地売却における落札価格が時価を下回った。工業施設の供給過剰も政府は考慮したもようだ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42421/