内訳としては、ヤマトアジアが51%、365エクスプレスが49%出資をして合弁会社を設立する。
事業内容は、ベトナム国内および日本から、ベトナム国内向けの生鮮品や日本食材などの「保冷小口配送事業」を展開する。
ヤマトホールディングスは、2010年にシンガポール、2011年にマレーシア、2017年1月からはタイで宅急便事業をスタートするなど、ASEAN諸国での小口配送ネットワークを広げてきた背景がある。
2015年のASEAN経済共同体(AEC)の発足によって、国境を超えたクロスボーダー物流に対しても、マレーシアに本拠地を置くクロスボーダー陸上幹線輸送会社OTLグループを買収するなどして、事業を拡大してきた。
合弁会社は8月に設立、9月からホーチミン市にて食材の保冷配送かをスタートし、同国の主要都市にサービスを広げていく計画となっている。
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