2月24日付香港各紙によると、調査は予算案発表当日に599人を対象に行われた。
予算案に対する評価は100点満点で55.7点と及第点で、昨年とほぼ同じ。33%が「満足」、19%が「不満」と答えた。
陳長官に対する評価も予算案発表前に比べて13.4ポイント上昇し47.4点、支持率もマイナスからプラスに転じた。
特に50歳以上の市民が予算案を評価し、陳長官を支持していることが分かった。
だが陳長官が23日、立法会財務委員会で報告を行った際、公民党の郭家麟・議員は陳長官を「曽俊華バージョン2.0」と形容。
バラマキと財政黒字を保留するやり方は曽俊華・前財政長官と同じと指摘し、「曽氏を怠け者、口先だけ、低所得層を顧みないと批判するならば、陳長官にも当てはまること」と述べた。
これに対し陳長官は、バラマキ分を除いた財政黒字の残り分は高齢化対策などに回していることを強調した。