2月22日付香港各紙によると、これは同局が香港を訪れる観光客に関して予測を行ったもの。今年の観光客数は前年比2.2%減の延べ5538万人、そのうち大半を占める中国本土住民は同3.7%減の4118万人になると予測している。
今回の見通しについてHKTBの林建岳・主席は「本土住民に関しては入境制限の影響はまだ続くだろう。人民元の下落もあり今以上に厳しくなると思う」と見解を述べた。また、宿泊客1人あたりの平均消費金額も冴えないとみられ、同5.2%減の6256ドルと2011年以降で最低額にとどまるとの見通しが示された。
HKTBの劉鎮漢・総幹事は「食費は0.1%の微増となるが、買い物で同14.9%減、宿泊費は1.9%減が予想される」と述べた。