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ベトナムに進出のファッション外資系企業「SCAVI」、ランジェリー製造で世界首位を目指す

平均年成長率25%を記録しているSCAVIはランジェリー委託生産の売上高で世界10位にある。同社は2021年まで毎年40%の成長を遂げ、世界的に業界を主導する地位となることを目指している。

フランスのCorele Internationalグループ傘下のSCAVIは外国投資法施行直後の1988年に設立された。SCAVIは高級インナーウェア、大きいサイズを含むインナーウェア、ナイトウェア、ホームウェア、水着の生産に特化している。

同社はヨーロッパ、北米、アジアの30以上の国際的ブランドを顧客とし、デザイン、テクニカルフィッティング、原材料調達、生産から配送までの委託を行う。
SCAVIはフランスのオルレアンにサービスマネジメント本部があり、アジア地域のサービスマネジメント本部をホーチミン市に置く。さらに、ドンナイ省、ダナン、フエ、ラムドン省、そしてラオスの5工場があり、1万1000人を雇用している。同社は業界で28年の実績があり、フランス、ベトナム、米国、英国、フィリピンなどからの多国籍な人材を擁する。

創業以来、SCAVIを率いるのは会長、創業者でCEOのTran Van Phuである。彼はSCAVIの創業以前にフランスの企業で様々な要職を経験している。
SCAVIはベトナムでも最初に国際的サプライチェーンに参入した企業のひとつである。同社は原材料の60%をベトナムで調達しており、2020年末までにはその比率を100%とすることを目指している。

SCAVIは企業の社会的責任を果たすための様々な試みを行っており、地元の学校と協力した従業員の訓練、従業員の子供のためのモンテッソーリ式の幼稚園の建設、収入の低い従業員の子供のための無償教育を提供などの取り組みが実施されている。

ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2759.html