タイ、2016年の第4四半期(10月〜12月)の実質GDPの伸び率が減速
タイの国家経済社会開発委員会によると、2016年の10月〜12月における第4四半期の実質GDP(国内総生産)の伸び率は、前年の同じ時期と比べて3%増となった。しかし、前の四半期である7月〜9月期と比較すると、0.2ポイントの低下となり、1年ぶりの低い水準となった。
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今回、1年ぶりの低水準となってしまった要因としては、前プミポン国王が死去した後に喪に服す期間があったことが挙げられる。それによって、増加傾向にあった外国人観光客がマイナスに転じてしまい、観光立国としての大事な収入源である、ホテル業や飲食業を始めとする観光産業に影響が出たと見られている。
個人消費についても、前の四半期が3.0%のプラスだったのに対して、10月〜12月は2.5%にとどまり、伸び悩む結果となった。
しかし、2016年の実質経済成長率は3.2%増となり、2015年の2.9%増からは改善された。
また、2017年の見通しとしては、今後も経済回復が続くと予測しており、成長率を3〜4%としている。
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