マレーシアのサービスセンターは、イメージング部門・メディカル部門・グラフィック部門の主要3分野で展開。
販売からサービス、さらには修理および部品の交換まで対応する。
今回新設されたサービスセンターの目玉は、400万リンギをかけて設置された「メディカル・イメージング・ショールーム」で、センター内でのデジタルX線撮影が可能になった。
今後の東南アジアの医療現場でのデジタル化も見据えた施設と言える。
さる1月11日には、1991年の創業から数えて四半世紀となる、創立25周年記念式典を開催したフジフイルム。
最大の収入源であった写真フィルム事業は、デジタルカメラの普及もあり、大きく減退した時期もあったが、事業構築の見直しと新規事業の立ち上げで乗り越えてきた。
現在はマレーシア国内に3つの支店と直営店380店舗を展開。事業規模は年商で5,000万リンギ(約64億円)となっている。
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