外国人入国者数は前年比7.7%増の1,640万人で、中国、インドネシアからの旅客増が貢献した。観光収入は13.9%の248億Sドル(約2兆円)。観光は国内総生産(GDP)の4%を占めた。STBは中国、インドネシア、インドからの旅客呼び込みを強化。同3国の地方都市への航空会社乗り入れも旅客増に貢献した。
最大の旅客市場はインドネシアで289万人が入国。中国からの旅客は36%増の286万人で、最大の増加率だった。マレーシアからの旅客は115万人で、香港、マレーシア、豪州、日本、韓国などからの旅客は減少した。
観光収入のうち中国人旅客の割合が18.5%と最大だった。インドネシアからの旅客は12.8%。以下インドが7.4%、豪州が5.7%、日本が5.2%。
会議、報奨旅行、展示会(MICE)などシンガポールで開催されたイベントは15%増の410件で、これによる入国者は約34万人、観光収入は約6億Sドル(約480億円)。
ホテルの客室収入は2%増の32億4,000万Sドル(約2,600億円)だった。平均客室料金は4%減の237Sドル(約1万9,000円)で、販売可能客室1室当たり収入は5%減の199Sドル(約1万6,000円)だった。客室稼働率は84%。
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