1月の訪日観光客数は、単月としては2016年7月(2,296,451人)に僅差で迫り、過去2番目の記録となった。やはり、「春節」効果の影響も大きかった。
一方、他国からの訪日客も増加している。韓国と豪州が単月として過去最高を記録した他、ロシアを除く17市場が1月として過去最高となった。特に注目すべきはイスラム圏からの訪日客の増加だ。、マレーシアは70%台、インドネシアは60%台と年初から非常に高い伸びを示した。今後、インバウンド市場においても「ハラル」への対応も迫られる。
2月はウィンタースポーツなど体験型アクティビティを目的にした訪日需要が期待される。
政府観光局は2020年までに訪日観光客の4000万人突破を目標としている。年約11%の成長を続けると、2020年には4000万人を突破する試算である。
1月に続き毎月20%以上の増加が続けば、2017年度は2800万人を突破することが予測される。4000万人突破に現実味が湧いてきた。
>>>合わせて読みたい『【注目のハラル市場・攻略マニュアル】解説・対応・認証取得方法まとめ』