シンガポール、オフショア関連など多数の中小企業、業績悪化の見通し公表
昨年度決算の公表を直前に控え、シンガポール取引所(SGX)に上場する多数の中小業が業績悪化の見通しを公表している。
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業績悪化が見られるのは、海運、建設、製造、オフショアサポート業で、企業再生の専門家によると、最も困難に直面しているのが海洋石油・ガス田向けサービスを提供しているオフショアサポート業だ。
ホーガン・ラベルの企業再生部門ラングホーン氏は「企業整理の洪水が起こることはないが、負債の増加に対処を余儀なくされる企業がこの先数年のうち現れる」と述べた。
債務組み替えが行われた企業には、ASLマリーン、マルコポーロ・マリーン、エズラ、クリスエナジーが含まれる。
船舶リースのファースト・シップ・リース・トラスト、必需品・消耗品供給のシンワ、造船会社にアルミを納入しているスーン・リャン・ホールディングスは通年、または第4四半期の赤字を見込んでいる。
これまでに昨年度決算を発表した上場企業は38社で、純利益合計は前年度比15%減の41億Sドル(約3,300億円)。黒字は36社、赤字は2社で、黒字会社のうち20社は増益だった。好決算だったのはキャピタランド系不動産投資信託(REIT)や、中国、オランダ事業が中核の不動産開発業者ファースト・スポンサー。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42230/
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