独の自動車部品大手ボッシュ、新事業部門「パワートレイン・ソリューションズ」を設立
独自動車部品大手のボッシュは7日、新たな事業部門として「パワートレイン・ソリューションズ」を設立すると発表した。
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同部門では、電気駆動技術(エレクトロモビリティ分野)を独立した事業として強化するほか、既存の事業分野であるガソリン・システムズとディーゼル・システムズを傘下に置く。ボッシュは、現時点ではどの駆動技術(あるいは、どの駆動技術の組み合わせ)が主流となるかの見極めが難しいことから、あらゆる技術を並行して研究開発し、市場変化に柔軟に対応できる体制を構築する方針。この新事業部門は2018年初めに業務を開始する予定。
新事業部門「パワートレイン・ソリューションズ」では、◇内燃エンジンおよびハイブリッドシステムを搭載した乗用車◇内燃エンジンおよびハイブリッドシステムを搭載した商用車◇エレクトロモビリティ――の3つの中核事業に重点を置く。特に、エレクトロモビリティと商用車に大きな潜在成長性があると見込んでいる。従来の内燃エンジンを搭載した乗用車では特に、効率改善に注力する。
ボッシュは、世界のハイブリッド車および電気駆動車の生産規模が2025年には、約2,000万台になると予想している。また、同年におけるガソリン車とディーゼル車の新車販売は約8,500万台になると予想している。
このような見通しから、電気駆動技術と並行して内燃エンジン技術の開発も継続する。新事業部門に統合される分野では現在、世界25カ国の60を超える拠点に従業員約8万8,000人が勤務している。
エレクトロモビリティ分野では現在、約1,800人のエンジニアや専門家を抱えており、特にバッテリー分野の研究開発に重点を置いているという。
ソース:http://fbc.de/auto/ai15053/
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