開発中の新型機39機、SIA(シンガポール航空)がボーイングに発注
シンガポール航空(SIA)は米ボーイングに旅客機39機を確定発注した。カタログ価格で138億米ドル(約1兆6,000億円)になる。長距離飛行に用いる777-9型機が20機、中距離用787-10型機が19機。いずれも広胴型。別にそれぞれ6機をオプションで注文した。777-9は2021年度から、787-10は2020年度から引き渡しを受ける。
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SIAのゴー・チューンフォン最高経営責任者は「発注は未来への投資だ。ハブ空港機能の強化に貢献する」と語った。
777-9型機は現在開発中のモデルで、ゼネラル・エレトリックのGE9Xエンジンを使用。787-10型機も開発中で、SIAは2013年にほかの航空会社に先駆け既に注文していた。2018年度から引き渡しを受ける。ロールス・ロイスのエンジンを使用する。
SIAは欧州エアバスにも航空機を発注している。グループ企業のシルクエアー、スクート、タイガーエアもボーイングまたはエアバスに注文している。
SIAは最近、第3四半期(10~12月)決算も発表した。純利益は前年同期比36%減の1億7,720万Sドル(約140億円)だった。タイガーエアののれん代償却が影響した。本業の儲けを示す営業利益は、微増の約3億Sドル(約240億円)だった。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42229/
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