報道では1989-1995年にイタリアの貿易商が原子力発電所からの放射性廃棄物の処理を請け負い、実際には台湾北部、基隆沖の海域に投棄していたという。
放射性廃棄物の海洋投棄は1970年代から規制され、1993年には全面禁止になった。
原能会の暦年の調査では指摘された海域での汚染は確認されていないが、専門家は放射性物質の漏えいも考えられるとしており、原能会は緊急調査を実施し、週内に結果を公表するとしている。
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