キリンがミャンマー大手を買収、今後はアジア・オセアニア市場に注力
キリンホールディングスが、ミャンマーのビール大手である、マンダレー・ブルワリーを買収した。
この記事の続きを読む
キリンは2015年8月に、同じくミャンマーのビール最大手ミャンマー・ブルワリーを約697億円で買収。
前回のミャンマー・ブルワリーにおける、同国のシェアは約8割だったが、今回のマンダレー・ブルワリーのシェアは約1割。
これらの大手ビール起業の買収によって、キリンのミャンマーにおけるビール販売シェア率は盤石のものになる。
キリンは、6年前に、ブラジルのビール会社スキンカリオールを3,000億円で買収(現在は「ブラジルキリン」)したが、その子会社をオランダの大手ハイネケンに売却する予定となっている。
00年代にはフィリピンの大手サンミゲルに出資、2009年にはオーストラリアのライオンネイサン、2015年には先述のミャンマーの大手ミャンマー・ブルワリーをあいついで買収、さらにはベトナム大手のサイゴンビールの株式取得にも深い関心を寄せている。
アジア・オセアニアをターゲットとした、今後のキリンの動きに注目したい。
Photo by ume-y on Flickr
>>あわせて読みたい 『ブラジルキリン、製造部門の一部をアンベブに売却』
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
Digima〜出島〜
http://www.digima-japan.com/
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由