2017年2月13日

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キリンがミャンマー大手を買収、今後はアジア・オセアニア市場に注力

キリンがミャンマー大手を買収、今後はアジア・オセアニア市場に注力

キリンホールディングスが、ミャンマーのビール大手である、マンダレー・ブルワリーを買収した。

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キリンは2015年8月に、同じくミャンマーのビール最大手ミャンマー・ブルワリーを約697億円で買収。
 
前回のミャンマー・ブルワリーにおける、同国のシェアは約8割だったが、今回のマンダレー・ブルワリーのシェアは約1割。
 
これらの大手ビール起業の買収によって、キリンのミャンマーにおけるビール販売シェア率は盤石のものになる。
 
キリンは、6年前に、ブラジルのビール会社スキンカリオールを3,000億円で買収(現在は「ブラジルキリン」)したが、その子会社をオランダの大手ハイネケンに売却する予定となっている。
 
00年代にはフィリピンの大手サンミゲルに出資、2009年にはオーストラリアのライオンネイサン、2015年には先述のミャンマーの大手ミャンマー・ブルワリーをあいついで買収、さらにはベトナム大手のサイゴンビールの株式取得にも深い関心を寄せている。
 
アジア・オセアニアをターゲットとした、今後のキリンの動きに注目したい。
 
Photo by ume-y on Flickr

>>あわせて読みたい 『ブラジルキリン、製造部門の一部をアンベブに売却』

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