同省が発表した統計によると、2015年の外国人観光客数は460万人だったが、2016年は290万人と大きく落ち込んだ。
同大臣は「外国人観光客を呼び込むために海外の展示会に出展したり、国内の旅行社がそれぞれの方法でプロモーションを行っている。エアーアジアがマンダレーへの直行便を1日2便に増便し、シルクエアーもマンダレー直行便を就航させているので今年は増加することは確実だ」とコメントした。
しかし、今年は旅行シーズンに入っても観光客は伸びておらず、旅行社によると欧米からのパッケージツアーの引き合いは多いものの、成約に至っていない。原因として国内のホテルや国内線の運賃が他のアセアン各国より高いため、ミャンマーより安いタイやベトナムに流れているとみられる。
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