シンガポールは、マレーシア・ジョホール州からの原水、下水を再生したニューウオーター、貯水池など国内集水地から得た水、および淡水化(脱塩)プラントで上水を得ている。
政府は2060年までに上水需要の最大85%をニューウオーターと淡水化プラントで賄う方針だが、生産コストは淡水化プラントが最も高い。
マサゴス氏は、都市化の進展で水道管埋設場所が以前より深くなっていること、古いプラント、水道管の修理、交換が必要になっていることを経費増の理由に挙げた。
前回の水道料金引き上げは17年前。現在の水道料金は、平均的公営住宅世帯の消費量である月15立方メートルで、シンガポールが17.55Sドル(約1,400円)、香港が2.28Sドル(約180円)、台湾が3.43Sドル(約270円)。
淡水化プラントは現在2ヵ所で稼働しており、合計で1日1億ガロンの上水を生産している。3つ目のプラントは11月、4つ目は2020年に完成の予定。5つ目は本入札が近く実施される。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42207/