シンガポール、今年の大統領選は9月に実施、選挙運動では集会を規制
改定大統領選挙法が2月6日の国会で承認された。趣旨説明に当たったチャン・チュンシン首相府相は、法改定と別に、選挙運動規則を改めると明らかにした。
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選挙も通常は8月初旬の公示、下旬の投票だが、公示から立候補受け付け・承認までの日数や、立候補予定者が候補資格の確認申請を提出するまでの日数を以前より増やす。このため選挙運動が独立記念日の祝祭期間と重なるため、今回は8月下旬に公示を行い、投票日は9月にする。
昨年11月に承認された憲法改定で、今回はマレー人のみ大統領選に立候補できる。立候補資格を満たす人物がマレー人にいなかった場合には、ほかの民族が立候補できる。
チャン氏によると、大統領は国民統合の象徴であるため、対立を引き起こすような選挙集会を禁止する。このため当局は集会場所の指定を行わず、候補者が集会開催地を申請し、警察から許可を得る方式にする。
候補者は「憲法に基づく大統領としての役割を理解している」と宣言しなければならない。このため選挙運動で大統領職の権限を超えた公約はできなくなる。
テレビ出演時間は以前より増やし、少なくとも2回、テレビ討論を実施する。ソーシャルメディアの利用、特定の有権者グループとの室内での集会は自由。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42191/
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