それによると、香港の管理職の昇給は景気の先行きに不透明感はあるものの堅調で、昇給率もわずかながら物価上昇率程度には上がるとの見通しが示された。
業種別の中央値では、IT・情報業界は22万5000ドル、人材コンサルタントで11万5500ドル、財務・会計は4万2500ドル、金融は5万4000ドル程度だという。
また冬の時代と形容される香港の小売業だが、同社によると、有名ブランドの撤退が相次ぎ店舗賃料が下落したため、繁華街を中心にブランドの出店が再燃しつつあると指摘。
それに伴い新規採用も増加するとみて、店舗マネジャークラスなら3.5~4万ドルと高給だが、大卒程度の学歴に加え語学力なども必須になるだろうと分析した。