高級品から消費用品や体験へ、移り変わる中国人観光客のニーズ
中国人観光客による「爆買い」が終了したと言われる今、中国人観光客の日本での消費意欲が減少していると思われている。しかし、実際はニーズが変わっているのである。高級品から消費用品へ。そして、体験型のアクティビティへと、観光客のニーズが移り変わっているのである。ニーズの変化への対応がインバウンドビジネスに求められている。
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2014年頃までに定着した「爆買い」という言葉は流行語大賞になるほど話題となった。中国人観光客が高級ブランドや家電良品を大量に購入して帰る姿はおなじみとなっていた。しかし、今年の春節でもその消費が減少したように、かつての勢いはなくなったのかのように見える。
確かに、そういった高級品などへの消費は落ち込んでいる。しかし、中国人観光客の数は2020年には1140万人にもなるといわているように、毎年増加しているのである。その中で、中国人の海外旅行での主要な優先事項が、ショッピングから外国文化の体験、魅力ある環境を楽しむこと、リラックス、視野を広げることへとニーズが移り変わっているのである。
そういったニーズの変化に対応することが、今後も拡大するインバウンド市場で勝つために必要となってくる。
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