インド進出の日系企業が、前年比6%増加の1,305社に到達
在インド日本大使館が発表した「インド進出日系企業リスト」から、2016年にインドに進出した日系企業の数が1305社に上ることがわかった。
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インド進出の日系企業数は年々増加を続けており、2013年には初の1000社を突破して1038 社、続く2014年は1156社、2015年は1229社と、依然右肩上がりの状況だ。
インド全域の企業の半分、拠点の三分の一は製造業となっているが、これまであまりなかった業種の新規進出も見られるとのこと。
これまでインドに進出した日系企業の業種は、製造業が半分を占めており、なかでも自動車や電機メーカー関連が多いとされている。
キャノンやカーメイトやクボタなどに加えて、インドのスズキ子会社である「マルチスズキ」は業界トップシェアでもその名を知られており、先頃発表された1月期のインド新車販売数も好調だ。
それに対して、いわゆる生活消費財メーカーの進出企業は決して多くなく、現地スーパーでよく見かけるのは、ヤクルトやトップラーメン(日清食品)やマミーポコパンツ(ユニチャーム)といったところ。
また、インド全域に多数の販売店を持つ保険会社などが大規模な店舗整理を行ったことで、出資関係の変更などにより日系でなくなった企業もあるとのこと。
とは言うものの、前述のようにインド全域の日系企業数合計は、1305社で、2015年の1229社と比較して76社の増加(+6%)。
さらに、インド全域における日系企業の拠点数合計は、4590拠点で2015年の4417拠点と比較して173拠点の増加(+3%)。
今後も年を重なるごとに、インドに進出する日系企業はさらに増加していく見込みだ。
参照: 在インド日本国大使館 ホームページ「インド進出日系企業リスト2016」
>>あわせて読みたい 『スズキのインド子会社「マルチスズキ」が1月の新車販売結果を発表』
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