同日の香港電台（ＲＴＨＫ）ニュースによると、香港コンベション・アンド・エキシビション・センターの会場には「同行（ＷＥＣＯＮＮＥＣＴ）」（共に歩もう）とのスローガンが掲げられ、林鄭氏は「近年、香港社会は分裂し停滞しているため、今は団結して皆と一緒に前に進むことを願っている」と説明。
低所得層家庭の出身で湾仔の唐楼で育ったことを紹介し、社会福利署署長を務めた時が公務員生涯の中で最も充実感があったと振り返った。
次期政府の施政の重点として（１）土地開拓の拡大と住宅供給加速（２）多角的経済発展で金融、観光、物流などの経済支柱の強化とイノベーション・科学技術とクリエーティブ産業の振興（３）教育制度の全面的見直し――を挙げた。
今後注意深く意見に耳を傾け、できるだけ早いうちに政権公約（マニフェスト）を発表することを明らかにした。