両社が出資する形で昨年9月に資本金6億3300万バーツで設立された宅急便サービスを提供する合弁会社SCGヤマト・エクスプレスは、通常の宅急便に加え、タイでは初の小口保冷輸送サービスとなる「クール宅急便」や、代金引換の「宅急便コレクト」、さらに再配達や貨物追跡などのサービスを提供する。
今後は、サイアムグループがタイ国内で培ってきたネットワークなどの強みと、ヤマトグループが日本で培った宅急便のノウハウを活かして、タイにおける宅急便サービスを提供していき、マレーシアなど東南アジア他地域とのクロスボーダー配送や、日本からバンコク市内への小口一貫輸送も可能になるなど、既存の宅急便ネットワークとのシナジー効果も期待できる。
(参照)http://www.bangkokpost.com/business/news/1189913/siam-cement-yamato-asia-launch-scg-express