第4四半期シンガポールの企業マインド、やや改善するもも依然低水準
昨年第4四半期の、シンガポール企業の心理はやや改善したが、依然低水準にとどまった。英国勅許公認会計士会(ACCA)と米国管理会計士協会(IMA)がビジネス信頼指数として発表した。
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ACCAとIMAは世界各地で昨年11月下旬から12月上旬にかけ企業心理を調査。4,551社から回答を得た。企業が懸念材料として挙げたのは、売上高の減少、受注残の減少、職員削減、新規雇用凍結だった。
シンガポールのビジネス信頼指数は過去の平均より低かった。注目すべき点は労働力増加率の鈍化で、出生数の低下、社会の高齢化、高水準の労働参加率が背景にある。信頼度が低い理由として報告書は、世界的な製品需要の見通しが弱いことを挙げた。米国が貿易政策を変更した場合、シンガポールの再輸出に影響する見通しだという。
もう1つの理由として挙げられたのは金利。米連邦準備制度理事会(FRB)の動きに合わせシンガポールの金利も上昇する見通しで、世帯の利払い負担が増加すれば消費に影響するという。
中国、西ヨーロッパ、英国の信頼指数は下落。米国はわずかながら改善した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42112/
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