16年12月の輸出総額は前年同月比10.1%増の3403億ドルだった。うち再輸出は同10.2%増加し3367億ドルに達したが、地場輸出は同2.9%減少し36億ドルとなった。
輸入総額は同8.7%増の3858億ドル。貿易赤字は輸入総額の11.8%に当たる455億ドルだった。アジア全体への輸出はいずれも増加し、同13.8%増。中でも増加が目立ったのは、台湾の同38.5%増、韓国の同22.6%増、シンガポールの同18.4%増、ベトナムの同14.1%増、中国の同14.0%増、タイの同12.9%増、インドの同9.6%増だった。
他地域向けの輸出では、減少が目立ったのは米国の同9.4%減、ドイツの同4.1%減、英国の同2.0%減だった。一方、16年通年の輸出総額は前年同期比0.5%減、輸入総額は同0.9%減となっている。