香港市民に愛される「黄大仙祠」おみくじが電子式に
香港市民の信仰が深い「黄大仙祠」には、毎年春節(旧正月)に多くの市民が参拝に訪れるが、今年は電子式の「おみくじ箋(みくじ紙)」を導入するという。
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1月26日付『りんご日報』によると、竹筒に入っているおみくじ棒「竹籤(求籤)」の一部にマイクロチップがうめ込まれており、その棒を読み取り機に接触させると運勢の内容が画面に表示される仕組み。
それをその場で印刷することやQRコードを使って自分の携帯電話に保存することもできるそうだ。読み取り機は廟内の3カ所に設置され、利用は無料という。
ただし、運勢の内容の解説はできない。通常のおみくじのやり方は、自分で引き当てたおみくじ棒に書いてある番号(1~100のいずれか)を廟内の一角に常駐する占い師に伝え、数十ドルを払って番号に該当するみくじ紙の内容を解説してもらうというスタイルだ。読み取り機は旧正月中に試験運用され、2月半ばごろから本格導入される予定となっている。
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