2017年1月26日

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香港の行政長官候補、国内の5大経済団体を相次いで訪問

香港の行政長官候補、国内の5大経済団体を相次いで訪問

林鄭月娥・前政務長官、曽俊華・前財政長官、新民党の葉劉淑儀・主席は、1月24日、それぞれ経済団体を訪問し、行政長官選挙に向けて財界からの支持獲得に躍起となっている。

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1月25日付香港各紙によると、林鄭氏は香港総商会と香港中華廠商連合会、曽氏は香港中華廠商連合会と香港中華総商会、葉劉氏は香港総商会と香港中華総商会を訪問した。
  
工商・金融界は選挙委員会の300票を占め、うち5大経済団体が89票を握る。このため経済団体は候補者が優先する訪問先だ。林鄭氏は財界の関心の高い労働問題について「個人的には一貫して法定労働時間の制定を支持してない」「MPFオフセッティングの撤廃については討論の余地がある」と述べ財界に柔軟な態度を見せた。
  
林鄭氏はすでに香港総商会の18票を獲得したともみられている。また新界郷議局の劉業強・主席は24日、郷議局と自身の立法会議員票を合わせた27票はすべて林鄭氏支持に傾いていることを明らかにした。
  
林鄭氏は発展局局長を務めていた際、新界の違法建築問題で先住民らの不満を買ったものの、劉氏は林鄭氏が同問題の処理に対して積極性が高いと評価した。
 
 

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