シンガポールの通産省、米国TPP離脱を受けて、他の自由貿易計画への参加を継続
通産省(Ministry of Trade and Industry=MTI)は24日、米国の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱により、ほかの自由貿易計画への参加を継続するとともに、TPP交渉参加国と今後について協議していくと述べた。
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ニュージーランドと豪州は24日、米国抜きでもTPP実現を目指すと表明したが、MTIは現在の構造では米国抜きでのTPP発行は不可能だと指摘した。
MTIは、シンガポールは規則主義の貿易システムと域内統合を目指すとしたうえで、TPP協定は参加国すべての国の経済成長と雇用創出を促す貿易関係を築くことにあると述べた。
MTI広報担当者は、シンガポールは東アジア地域包括的経済連携(RCEP)やアジア太平洋自由貿易地域計画の交渉に今後も参加していくことを表明した。
RCEPは中国主導で、東南アジア諸国連合加盟10カ国に日本、中国、韓国、インド、豪州、ニュージーランド6ヵ国を含めた計16カ国でFTAを進めようとする構想。
シンガポールビジネス連盟(Singapore Business Federation=SBF)は米国抜きでも、参加国企業に大きな利益をもたらすとの理由から政府に対してあくまでTPPを実現するよう求めた。
ソース:http://ur0.biz/Bc5p
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