香港の住宅担当局長「次期政権に留任しない」と自ら表明
特区政府運輸及房屋局の張炳良・局長は、1月23日、梁振英政権の高官としては初めて次期政権に留任しない意向を表明した。
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24日付香港各紙によると、今年64歳となる張局長は商業電台の番組に出演し、今期政府への誘いを受けたときから局長を務めるのは1期限りと決めていたと説明。
自身の人生計画であって、次期行政長官候補との関連性は否定した。
張局長は民主党の元副主席で、珍しく民主派の背景を持つ問責高官。梁長官の当初の機構改革案では住宅と土地供給を併せた房屋及地政規画局の局長となるはずだったが、民主派による議事妨害で機構改革は棚上げ。
門外漢である交通運輸政策まで担当するとは思わなかったばかりか、それが仕事の60~70%を占めるほどになってしまったと漏らした。
また公共住宅の入居申請者の平均待ち時間が4年半に達した状況は予想外として挫折を感じたほか、住宅政策でさらなる考えがあるものの「現在の社会が受け入れられるとは限らない」と述べた。
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