1月24日付香港各紙によると、以上の事実は、米コンサルティング会社のデモグラフィア社が世界406都市を対象に行った「世界住宅価格負担能力調査」で明らかになったもの。
2016年の各都市の住宅価格とその住民(世帯)の年収の中央値を算出し順位付けしたところ、香港は世帯年収30万ドルに対し、住宅価格の中央値が542万ドルと年収18年分にあたり、世界で一番住宅が買いにくい都市であることがわかった。
7年連続での首位ではあるものの、昨年に比べ年収が2.4%上昇し、住宅価格が2.5%下落したことから、年収19年分だった昨年より1年短くなっている。
ちなみに2位以下は、シドニー(豪)、バンクーバー(加)、サンタクルーズ(米)、サンタバーバラ(米)と続くが、トップ3は中国本土からの住宅投資が盛んな都市としても知られている。