シンガポールの登録車両台数は約95万台、3年連続の減少
シンガポールにおける登録車両台数が3年連続で減少した。陸運庁(LTA)の発表によると、昨年末時点で公道での使用が可能な車両台数は95万6,430台で、前年より0.1%減少した。過去最多だった2013年との比較では1.8%の減少だ。
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最も減少したのは自家用乗用車で4%減の55万2,427台。過去8年の最少。新車購入権(COE)発行枠の縮小が影響した。また公共交通機関の利用を奨励するため、政府はCOE制度の下で許容する車両増加率を年々縮小しており、2009年は1.5%、2012年は1%、2015年以降は0.25%にした。
一方、レンタカー(配車アプリを利用した個人ハイヤー用を含む)登録台数は5万1,336台で75%の大幅増だった。配車アプリのウーバー、グラブが市場に参入した2013年との比較では3倍という多さで、カー・モーター幹部のウォン氏は「個人ハイヤーが自家用車、タクシーに取って代わった」とコメントした。
タクシー登録台数は2.6%減の2万7,534台。オートバイ・スクーターは14万3,052台と過去10年で最少。運輸コンサルタントのワイルダームス氏は「シンガポールが自動車の少ない国になるためには、乗用車台数を減らし、利用も減らすことが欠かせない」とコメントした。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42046/
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