香港・1月14日・15日の住宅市場、新築取引は3倍に
香港の先週末(1月14~15日)の住宅市場では、香港市民限定住宅の第2期売り出しで新築取引が大幅に増えた。
16日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約210件で、前週末の約70件に比べ約3倍。
昨年11月の不動産市場の過熱抑制策が強化されて以降の週末で最多となった。
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特に香港市民限定住宅「啓徳1号(2)」が188件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は8件で、前週末の6件から2件増。
美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は4件で、前週末の5件から1件減った。
13日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は144.28(前週比0.3%下落)で、2週連続の下落。過去最高である昨年9月13日の146.92から約1.8%低く、梁振英・行政長官が就任した12年7月の105.46に比べると約37.0%高い。
指数は1月2~8日に正式契約された取引に基づくが、主に昨年12月19~25日に交わされた仮契約が反映されている。
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