新華社報道によると、国務院は16日、梁振英・行政長官の推薦・提案に基づき労工及福利局の張建宗・局長を政務長官に、発展局の陳茂波・局長を財政長官に任命、林鄭長官と曽長官を免職すると決定した。
同日の香港電台(RTHK)ニュースによると、林鄭長官は行政会議メンバーの陳智思氏とともに記者会見を行い、「公正公平な選挙を通じて次期行政長官の座を勝ち取る」と表明。
かねて梁長官の政策を引き継ぐと述べていたことがマイナスになるのではと問われ、「良好な政策は継続させるべき。現政権の社会福祉などの政策を継続させるべきではないという声は社会に見当たらない」と指摘した。
20年来の協力関係がある陳智思氏が林鄭長官の選挙対策本部長を務めるもようだ。
一方、曽長官は辞任が認められたことを受け、数日中に行政長官選に出馬するかどうかを発表することを明らかにした。