ナイジェリア、台湾代表処の名称変更を要求、背景に中国の圧力か
外交部(外務省)は12日、アフリカの大国ナイジェリアが台湾の「中華民国駐アルジェリア商務代表処」の名称を変更し、首都アブジャから退出するよう求めてきたと発表した。
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背景には「一つの中国」の原則を盾にした中国の外交攻勢があるとみられ、外交部は「厳重に抗議したとしているが、同時に「引き続き協商を残すことを望む」としており、最終的には改称を受け入れる可能性が大きい。
台湾はナイジェリアとは正式国交はないため、1991年の前年の調印に基づいて代表処をラゴスに開設した。その後、アブジャに遷都したため、現在はアブジャにある。「中華民国」の名称が付いた代表処はナイジェリアのほかにアンゴラ、ギニア、ヨルダンなど6カ国ある。
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