シンガポール・電動アシスト自転車、登録を義務付けへ
国会は1月10日、1人乗りのコンパクトな移動支援機器(PMD)を規制するための法案を承認した。この結果、電動アシスト自転車は登録が義務付けられ、ナンバープレートが交付される。
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不法改造の抑制が狙いで、登録義務付けが有効と判断されれば、当局はほかのすべてのモーター付き機器にも適用する。法案をめぐり活発な論議が交わされ、13人の議員が歩行者の安全確保に関し懸念を表明。ヘルメットの着用などを提案した。
法案趣旨説明でジョセフィーヌ・テオ上級国務相(運輸担当)は「電動自転車は、高速走行ができるよう不法改造されやすいため、登録義務付けの第1号にした」と説明した。
しかし電動自転車などの利用が高まっていることは望ましいという。政府は公共輸送機関の利用を奨励しており、短距離移動に自転車やPMDの利用は欠かせないと考えているためだ。
新法では、無謀運転は刑罰の対象になる。事故を起こした場合、PMD利用者は被害者を救助しなければならない。PMDの販売業者は不法改造した機器を販売してはならない。
テオ氏は「シンガポールは、東京、アムステルダムのようなサイクリング都市にみられる礼儀正しさ、思いやりの文化をはぐくむ必要があるが、数年かかる。それまでの間、サイクリング道路整備、規則、啓発を通じPMD利用者と他との共存を図る」と語った。
ソース:http://www.asiax.biz/news/41949/
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