昨年6月、SSXを買収したインターナショナル・ストック・エクスチェンジ・グループ(ISEG)創業者のフィッツパトリック氏によると、クラウドファンディングで資金を得た新興企業が、さらに資金を必要とする際に資金調達の場を提供するものだという。
フィッツパトリック氏は「スタートアップは通常、クラウドファンディングで資金を得てアイデアを事業化するが、それが終わると自己資金しかなくなる。追加資金を必要とするが、証券取引所に上場するにはまだ早い。そうした空隙を埋めるためのプラットフォームだ」と語った。
SSXの開設は2012年で、これまでに950社が資金調達に利用した。同氏はアジア、欧州を中心に50ヵ国での展開を計画している。シンガポールでは既に提携相手を決めており、正式契約後、シンガポール金融管理庁(中央銀行)に開設認可を申請する。
SSXは、それが開設された国の企業が所有・運営する形をとるが、全てのSSXは提携するため、ある国のSSXでスタートアップが商品を発売した場合、ほかのすべてのSSXでも紹介されることになる。
ソース:http://www.asiax.biz/news/41885/