シンガポール、今年のM&Aは14%増の713億ドル
今年発表された、シンガポール企業が関連する買収・合併(M&A)は713億米ドル(約7兆2,800億円)相当で、昨年より14%増加した。940億米ドル(約9兆6,000億円)だった2014年に次ぐ額だ。第4四半期の取引が41.5%増の250億米ドル(約2兆6,000億円)と顕著に増加した。トムソン・ロイターが発表した。
この記事の続きを読む
1件当たり取引額は1億2,620万米ドル(約130億円)と、昨年の1億560万米ドル(約110億円)を上回った。国営投資会社テマセク・ホールディングスとシンガポール政府投資公社(GIC)が絡んだ取引が額の多くを占めた。
部門別ではエネルギー・電力が221億米ドル(約2兆2,600億円)と全体の31%を占めた。代表例はペトロル・コンプレックスが参加する連合体によるインド系エッサー・オイル買収(129億米ドル、約1兆3,200億円)。不動産関連ではGICが11月、欧州全域で活動する不動産開発・運営業者ポイントパーク・プロパティーズを27億米ドル(約2,800億円)で買収すると発表した。
マージャーマーケットとメリル・コーポレーションのまとめによると、東南アジアにおける1~9月のM&Aは281件、438億米ドル(約4兆4,800億円)で、通年では昨年(476億米ドル、約4兆8,600億円)並みが予想される。日本からの投資増が目立っている。国外投資ではシンガポールが首位で、70件、67億8,000万米ドル(約6,900億円)だった。
ソース:http://www.asiax.biz/news/41692/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由