ミャンマー・エーヤワディ管区で大規模開発計画が浮上
ミャンマー地場企業のエイシア・パシフィック・ファイナンス(Asia Pacific Finance)は12月5日、エーヤワディ管区パテイン市の南西60マイル(約96km)に位置するシンマ地域(別名:ガヨッカウン地域)において、深海港および工業団地を建設する計画をシンガポールのAPOOL社と合弁で行うと発表した。2010年に原案を連邦政府に提出、MOA(合意覚書)を締結済みという。
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同社の発表によると、2017年~2021年の第1期に長さ400メートル、深さ15.7メートルの深海港、コンテナヤード、道路、電力、鉄道、水道などのインフラを整備。2022年~2026年の第2期には化学プラント、石油備蓄基地を建設し、2027年~2032年の第3期には経済特区に昇格させる計画。
同社のソー・ミン・タン総括部長は「深海港が完成すれば、インド、欧州、中東からの貨物を陸揚げし、マラッカ海峡を通さずタイやベトナムへ輸送できる」と期待を示した。一方、エーヤワディ管区政府の電力・工業・交通・通信担当ウイン・テー大臣は「政府としてまだ何も決定していない」とコメントした。
[The Voice] 2016/12/6
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