ミャンマー、GSPの恩恵でEU向けの注文が急増
GSP(特恵関税制度)の恩恵を受け、縫製業に対しEUからの委託加工貿易方式による注文が急増している。ミャンマー縫製業協会の話によりわかった。昨年度(2015年度)にもっとも受注量が多かったのは日本向けで、輸出額は5億8000万ドル。日本向けは2010年以来、連続でトップとなっている。
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ミャンマー縫製業協会のミィン・ソー会長は「今年度は日本を抜いてEUがトップに立つだろう」とコメントした。2016年11月10日までの縫製業の輸出額は10億ドルを超えているが、これは前年より6億9000万ドル多いという。
現在の各国別のシェアは日本:33%、EU:25%、韓国:25%、米国:2.4%、中国:2.4%。EUはミャンマー産の物品に対してGSPを適用しているが、米国は経済制裁解除後、GSPの適用を再開したものの縫製業には適用しておらず、関税も木綿製品には10%、合成繊維には37%を課している。
[The Daily Eleven] 2016/12/4
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